写真は、ミャンマー産の天然無処理で美しいルビー。

ただ、品質は、ジェムクオリティではない。

ジュエリークオリティ。

先ずは、品質判定の話...

ルビーという名前がついていても...

人工的に合成された1.5ctで200円のものから、

最高品質のミャンマー産天然無処理で美しい

1.5ctで8,000,000円のジェムクオリティ

ものまで、実在しているルビーにも

4万倍の価格差がある。

希少性がとても高く、伝統的に宝石の王様と

して扱われてきたルビーは、宝石の中で最も

合成石の種類も、模造石、処理石の数も種類も

多いので、上記のような価値の差が生じる。

という訳で、先ずは、

① 宝石種を見分ける。

天然ルビーであることを見分ける。

対象は、合成石、模造石、類似石。

合成石とは、天然ルビーと同じ化学組成の結晶を

工場で作るもの。

模造石は、ガラスやプラスチックなど組成は違うが、

見間違えるもの。

類似石とは、レッドスピネルやレッドベリル、

ガーネットなど化学的に分析できなかった時代には、

ルビーとして認識されていた、いわゆるよく似た石。

具体的に見分けるには、簡単な機器があれば可能。

詳しくは、モリスの銀座店か三条本店へ問合せて

欲しい。

結局のところ、宝石種を見分ける理由は、天然ルビー

との違い。

耐久性の面で劣る部分と希少性に差あるところ。

宝石種を見分ける技術を鑑別という。

皆さんが普段、目にする鑑別書というのは、

ここを見分け書類にしたもの。

ということで、明日は②原産地を見分ける方法に

ついてお伝えしたい。
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ルビーブランド  Mori's ruby(モリスルビー)銀座/京都三条

公式サイト: https://www.morisruby.com/

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