昭和2年の「婦人グラフ」

昭和初期の頃のルビーの価値が

よく分かる一枚。

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(おしとやかな三浦百合子様)


お茶の水 女子高等師範学校付属
高等女子学校に通う文武両道の
いわゆる良家のお嬢様。
同校は約15倍という高い競争率の
お嬢様エリート校。
お父様は医学博士。お年は17。
お茶の水の5年生でいらっしゃいます。
お琴のお稽古をなさっていらっしゃい
ますが、テニスの選手としても活躍
していらっしゃいます。
右手中指にはダイヤで縁取られた
ルビーの指輪が光っている。
(解説文より)

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と90年近く前の雑誌に登場する女性

のスマした表情や「おしとやかな…」

「お父様は…」

という解説文に時代を感じながらも、

お嬢さまエリート校…や、

お琴のお稽古にテニスで文武両道…など、

意外と今とあまり変わらない価値観が

あったことに驚く。


百合子さんは、このルビーとどの様な

人生を送られたのだろうか?

ジュエリー販売の日本の黄金期を

支えた、鈴木はる美先生に頂いた

資料より引用。