$ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森|日本で唯一採掘権を持つ男

長く残るジュエリーを見ると

「ハッ」とすることが良くある… 

写真は1600年代後半に

つくられたとされるルビーの

ロケットペンダント。

ルビーとダイヤモンドで

縁取られたハートマークの

ロケットには、髪の毛が入れられ、

その上にロッククリスタルで

カバーされている。

髪の毛を入れておく…

髪は、変わらない自分の身体の

一部ですので、想う人の髪を

入れて、いつも身に着けて

いるというのは、今も変わらない

本質的な人の気持ち。

最近は、便利な携帯電話やSNS

スカイプなどの便利なサービス

が登場し、いつでも連絡が

取り合える様になったので、

この様に髪の毛が入った

ロケットを身に着けて、相手を

想う…という習慣は少し時代遅れ

なのかも知れないが、便利な今だ

からこそ、思い出したい文化。

簡単にてっとり早く自分の思い

をメッセージで伝えるのも良いが、

自分の思いに対してすぐに返事が

帰ってくる。

「言葉のやり取りがうまくいく人」

はもちろん、カップルには大切だが、

相手の反応だけではなく、

自分自身の気持ちはどうなのか?

自分は、それだけ好きなのか?

インスタントに今の気持ちを

確認できるのは良いのだが、

一方が積み上げる「想いの分厚さ」

みたいなモノには、言葉では表せ

ないところにあるはず。

相手の髪の毛が入ったロケット

を身に着けて...相手の事を感じる。

何千、何万年もまえから...

相手からの返信に反応するだけ

ではなく、もう一歩深いところで

私たち人間は「恋愛観」をつくって

きたと思う。

このロケットの写真を見ていると

時代には影響されない本質を感じる。

このロケットを身に着け、

また会える時を想い待った女性が

実際にいたということ...そしてその

姿を想像し…こういう文化は、

残していきたいと思った。