ルビーの名前について…
モリスルビーを説明するのに、
いまから約50年前には、商業的に
ダイヤモンドを天然無処理で美しい…
天然
無処理で
美しい
ミャンマー産
ルビー
という長い名前になって、いつも
「なぜオタクのルビーは、そんな
ややこしい名前がついているのか?」
と怪訝な顔で質問される。
それに、インターネットで、伝統的
な、お宝ルビーとしての視点で、
宝石ルビーを探そうと思うと、
天然無処理/ミャンマー産/ルビー…
そんな、ややこしい名前を入力しないと
ちゃんとした情報にたどり着かない。
...誰が、そんな呼び方を知って
いるだろうか...
理由は、ルビーは太古より、
人気が高く、希少性が極端に
高かったために、百数十年前
から人工合成されたモノが、また、
いまから約50年前には、商業的に
処理をして美しさを改良したルビー
が一般的なルビーとして販売される
ようになりなった。
人為的に数が増やされたので、
数が増えすぎて、価値が分からなく
なってしまった。
今も昔も「お宝ルビー」は、天然、
無処理で美しいのが当たり前。
それを人の手で数を増やし続けたので、
ルビーは特別な宝石ではなくなった。
ダイヤモンドを天然無処理で美しい…
ダイヤモンドなどと表現しない
ことでもわかることだが、
本来、宝石とは天然無処理
であることがスタンダードのはず。
日本が文化的な国だとして...
宝石文化で国際的に一流になるなら、
「Ruby」といえば天然無処理で美しい
ものであるべき。
処理をして美しさを改良したものは、
「Treated Ruby」処理したルビー。
人工合成したものは、
「Synthetic Ruby」合成したルビー。
と表示すれば良いと思う。