勿忘草(わすれなぐさ)の

モチーフを使った

約430年前のドイツの

結婚指輪。

今も変わらず、その時の

おふたりの気持ち

「誓いを忘れたくない…」

という気持ちが表している。

ヒストリックリングは、

その時代に、生きた人々が、

何を大切にしていたか...

同じ姿で教えてくれる。

そして、意外なことに、

時が流れ技術や環境が

変わっても人の感性は、

何千年前も、今も何も

変わっていない、

ということに気づく。

好きな人のことを想う気持ち、

こわいモノから守られたいと

いう気持ち…

将来への期待と不安など...等々

今と同じ。

その時も「喜怒哀楽」とともに

懸命に生きたことが分かる。

定石ジュエリー、特に指輪は、

自分の目で一番身近に見ること

のできるジュエリー(その他の

ジュエリーは、鏡に写った姿)

であり、自分の手で触れ続ける

ことができるので、人の深い

レベルでの安心感などに

つながっていると思う。

写真は、ルネッサンス期のドイツの
結婚指輪、橋本貫一氏コレクションより