1888年イギリスの宝石商
しかし、その会社は、設立から
エドウィン.ストリーターが
「ビルマ鉱山会社」を設立し、
ルビーの採掘を始めた。
現ミャンマーのモゴック鉱山。
19世紀後半から20世紀前半の
19世紀後半から20世紀前半の
イギリスのアンティーク
ジュエリーに使われている
ルビーは、そのほとんどが
ミャンマー、モゴック産の
ルビーで、この時に採掘された
モノである。
しかし、その会社は、設立から
わずか20数年で破産してしまう
のだが、その理由は人工合成石の
登場。
その時にイギリスとルビー鉱山
登場。
その時にイギリスとルビー鉱山
の採掘権の争奪戦に敗れた
フランスが、1907年にベルヌイ博士
の人工合成ルビーを売りに出した。
天然、人工石の区別をつける前
天然、人工石の区別をつける前
の時代であり、イギリスが採掘
していた天然ルビーの価格が
大暴落して鉱山から撤退、
破産した。
イギリスがミャンマーから
イギリスがミャンマーから
撤退したあと…
売れるからといって、たくさん
売れるからといって、たくさん
製造し過ぎたため人工合成ルビー
は、宝石としての価値を失った。
宝石の定義、美と希少、不変。
人の都合で数を増やすことが
宝石の定義、美と希少、不変。
人の都合で数を増やすことが
できると、一時的に宝石として
の価値が下がり、人工的で
あることが分かって見分けられる
ようになると、違うものとして
宝石の枠から外される典型的な例。
写真は、モザンビーク産の
ミャンマー産と同じように
写真は、モザンビーク産の
加熱処理されたルビー。
ミャンマー産と同じように
ブラックライトに鮮赤色に
反応するので、注意が必要。
(70%ぐらいの反応)
ミャンマーで、ミャンマー産
ミャンマーで、ミャンマー産
として売りに出されて
いる。ご注意を…
いる。ご注意を…
加熱して人為的に美しさを
改良したモノも合成石と
同じ道を辿るだろう。
