写真は、天然無処理で美しい

ミャンマー産ルビーの内包物

(インクルージョン)の顕微鏡

拡大写真。

天然無処理かどうか?

人工合成石かどうか?

人為的な処理をしているか

どうか?

私たちは、インクルージョン

をルーペを使い観察して判断

する...


さて、「ルビーは投資として

どうなんですか?資産性は

あるのですか?」という質問

が最近増えているが、

私は、そういう質問は好きじゃない。

そうでなくても、天然無処理で

美しいミャンマー産ルビーは

とても希少性が高く、そう簡単に

良いものは見つからない。

もちろん資産性があって当たり前。

でも「利回りはどれくらい?」と

初対面で、そんなことを聞いて

こられると、

「お宝ルビーは貨幣より貴重なの

で、100年後もその時の社会でお宝

です」と答える。

お金の量が、モノやコトの価値の

唯一のモノサシではなくなった昨今、

金額の増減だけでルビーの価値を

表現するのは...?

モリスがやりたいお宝文化の創造にも

よくない。

宝石に大切なのは、

「誰にお持ちいただくか?」。

中途半端なお金儲けの道具では

なく、思い出、メッセージを次の

世代に受け継ぐ器だと思う。