$ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森
上の写真は、指輪88(淡交社)で

原稿を担当したページ、

約100年前の人工合成ルビーを

使ったリングについて。

米国で販売されたもの。

そのつくりから、かなり高額で

あったと思われるが、人工合成石が

宝石の枠から外された今は、

落札価格からして想定して当時の

購入金額の数百分の一、いやそれ

以下にになっていると考える。

その当時は、フランスのルビーと

して人気があり、高額だったはず、

しかし人工的に数が増やせるものは、

100年たった今では、宝石としての

価値はない。

原稿を書く前に実際に手に取る機会

をいただいてルーペで拝見したが、

残念ながら、私は欲しいと思わなかった。

自然の造形美である天然のルビーと

比較するまでもないと感じた。

最近は、人工合成されたダイヤモンド

がニュースになっているが、ルビー

の場合は、100年以上前に既に経験

したこと。

元々、ダイヤモンドの10倍ぐらいの

価格だったルビーが、一般的な

宝石に成り下がったのは、

この人工合成石の問題と、

人為的に処理をして美しさを改良

したものをルビーとして販売する

したから。

天然無処理で美しいミャンマー産

ルビーの価格が高まっているのは、

インターネットが発達して希少性

についての情報が行き渡るように

なったからだろう。

これに気付いたのも採掘をして

余りにも少ない産出量を目の当たり

にしたから。