インペリアルステートクラウン...

イギリスロイヤルファミリーの象徴。

正面からの写真はよくあって…

ブラックプリンス(ルビーだと信じられ

ていたレッドスピネル)が、真ん中に

ある姿は、よく知られているが、

横からのこの写真は、珍しい。

ユリの紋章にセットされた2ctぐらい

のルビーがよく見える。

他の宝石と比べても小さいのが分かる。

見た目で判断するとルビーは、

ブルーサファイアの1/5~1/10ぐらい。

左端のルビーだと信じられていた

王冠の象徴ブラックプリンス(スピネル)

は、カットすらしていないことも

わかる。

そして、カリナンと呼ばれる大きな

ダイヤモンドがルビーの真下に。

王冠を支える部分に天然真珠

(ヴィクトリア女王が大切にした)

もつけられている。

あれだけの権力をもった英国ロイヤル

ファミリーだということを考えて、

エリザベス女王の即位された時の

写真もあわせてみると、ルビーが、

宝石の頂点にあること、

その価値の高さと希少性を感じる。