2014年2月にグベリン宝石研究所の

所長ダニエル博士とセミナーを

モリス銀座店で開催した時の写真。

90年前からルビーの研究を続ける

スイスの筋金入りの宝石研究所

ですが、2012年にも上海と東京で

一緒にセミナーをした。

宝石ルビーを大切に扱ってくれるので

嬉しい。

最近では、ミャンマー人の研究員も

入って、鉱山での研究もしてくれて

いて、学ばせてもらっている。

でも私たち宝石商と研究者は、立場が

違う。

よく「研究所の発行する鑑別書は、

よく間違っているじゃないか」

「間違っても責任をとってくれない」

という人がいるが、

鑑別とは、その宝石の種類、原産地

処理の有無を検査結果から推定する

ことであり、その宝石の価値判断は

しないし、できないことになっている。

一つ数億円する宝石の価値判断を

8万円ぐらいでしろという方が殺生な

話で、どちらもプロフェッショナルな

仕事、互いに研究をして情報交換をして

いく関係だと思う。