このルビーは、100年後に

どうなっているのだろうか?

誰のもとで輝いているのだろう…

宝石ルビーは、何千年どころでは

なく、何万年も人々に大切にされ、

世代を越えて受け継がれてきた。

美しく、限りがあって、私たちの

人生より遥かに長く残って、懸命に

生きた人の想いを伝え続ける。

その定義は、母なる地球と同じ。

持つ人の想いをまるで想いの

カプセルのように詰め込んで、

その人が旅立ったあと、また次の

持ち主に愛でられながら、

時を越えていく。

身につけて、人生を共に過ごし、

何百年後も残っていく宝物。

私たち人間は、本当に大切に

しなければならないモノを

忘れているのではないだろうか?

ルビーは、大切なことを教えて

くれる。