ハプスブルグ家ボヘミア王の王冠。

(写真は、wikipediaより引用)

ルビーをはじめブルーサファイア、

そして真珠などで飾られている。

王冠(クラウン)の起源にも諸説が

あるが、私がそうだと思う説。

ユーフラテス川近辺の古代バビロン。

今も使っている時計の60分、24時間…

 60進法を見つけ出したバビロニアの

時代に、時間の感覚を得るきっかけ

になったのは、夜に規則正しく動き

続ける星の運行だった。

星座を観察し、季節を理解し、自然の

周期に沿って、採集から農耕を始めた

のが、文化の始まりだったと…

観察していたら、「神=星」が流れ星に

なって落ちてきた!

探しにいったら宝石があって、それを

集めて王冠を作ったというわけ。

今のように、カラフルなモノも無かった

時代に驚くべき存在感だっただろう。

自然界を司っている夜空に輝く星たち

を表したのが王冠だという説。

だから、王冠(クラウン)には、宝石が、

360度ぐるりと宝石がついている。

祝福を意味するティアラとは、同じ

頭にのせるジュエリーでも、成り立ち

が違う。