人間の手で作れないから…ルビーの価値観 | ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森

モゴックのあるサファイア鉱区。
ルビーもサファイアも同じ
コランダムという鉱物だが、
育つ環境が違うと、ルビー色、
青色と違った宝石種になる。
ルビーの鉱区と比べて、母岩が
少し灰色を帯びている。
ルビーの母岩は、真っ白の大理石。
赤くなったり、青くなったり…
自然が決めることで、私たち人間には、
手出しができない。
鉱山に行くと、いつも、そう感じる。

宝石は、人間の存在を超えたところで、
結晶し、偶然に目の前に現れるから価値
がある。
人間がつくれるモノであれば、その他の
高級雑貨品のように、皆が持った時に
特別な感じが無くなり、陳腐化する。
天然無処理で美しいミャンマー産ルビー
は、全く人間のコントロールできる
範囲にないので、太古も今もお宝なのだろう。

