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1760年代のジャルジノットと

呼ばれる形のリング。

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ジャルジノットといえば、小さな

お庭を表し、デザインは裏側から

見ると、キレイな花束。

そしてノット=結び目は、リングの

中央部分のS字の紋様で欧州では、

ラバーズノット、ヘラクレスノット

など意味のある形。

銀と金の枠にも、貴族が使った、

ゆりの紋章が彫刻されているので、

そういう地位の人だったと考えられる。


ノットといえば、結び目を表わすので、

結婚式で使われたかも知れないし、

また、何かの記念日に使われたのかも

知れない。

手にとって感じたのは、この時代には

プラチナはまだ一般的ではなく、銀の

リングの渋い感じが、いいなと…

ちなみに、このエメラルドは、特徴から

おそらくアフガニスタンか…

指輪88(淡交社)橋本コレクションより。