写真は、顕微鏡で拡大した、

ルビーの内側の世界。白い針状の

(時には虹色)結晶が密集し、

交差するように入っている姿

が、まるで絹を編んだように

見えることから「シルク」と

呼ばれる内包物(インクルージョン)。

TiO2(二酸化チタン)が針状に

結晶したモノ。

顕微鏡で拡大すればするほど、

寸分も狂わない自然の凄さに驚く。
上の写真は、ルビーの原産地ミャンマー

のモゴック鉱山の朝焼け。

9000万年前には、手前の山麓と

向こう側の尾根は、地球の反対側にあった。

それが、今はひとつの風景になって、

その大陸移動の力で、できたのが

ミャンマー産ルビー。

そのルビーの結晶の中に

サファイアの結晶が入っていて、

そのまたサファイアの中にある

シルクインクルージョンを

見ていると…

自然には、人間の能力など遠く及ばない

ところにキチンとしたシステムがあり、

普段から私たちはそのシステムの上で、

で、何も知らずに生かせて貰っている

のだな…と感じる。

それを感じさせてくれるのが宝石ルビー。