宝石ルビーの存在価値は、

欧州の王族に大切にされてきたからか?

もちろん、それもあるだろうが、

太古より勇気をくれ、

皆を励ましてくれた宝石が、

ルビーだったはず。


燃える石炭のように輝いた石、

絶望感ただようノアの方舟のなかで、

生きよ、と勇気づけてくれた宝石と

言われたほか…

後に、お釈迦様に成られたルンビニ

の王子ゴーダマーの額を飾った宝石

だとも言われる。

不安、先行き不透明な世の中で、

迷う人々の背中を力強く押してくれた

のがルビーであり、今でも特別な宝石

として大切にされている。

ルビーの本当の価値は、勇気を与え、

心の中を鮮やかにしてくれること。

感動の語源「感即動」…

感ずること即ち動いていること、の意。

人は、勇気を出して「行動」する

ことによってのみ、感動を生むことが

できるのだから…


写真は、エリザベス女王の戴冠式後の

ものですが、インペリアルステート

クラウン(王冠)にも、ルビーが輝いている。

写真はWikipedia より引用

「大きな赤色のスピネル(ブラックプリンス)
に開いている穴を塞ぐ目的で付いている
のがルビー」