スペインのサンティアン洞窟に

残された赤色の羽根らしき模様。

2万年以上前から人類の祖先は、

赤色(ルビー色)を大切にして来た。

トーン、いわゆる白から黒の明度

以外に、人類史上初めて使った色が

赤であり、レッドオーク(鉱物)を

顔料 いするための砥石も残されていた。

洞窟に残されたルビー色の壁画。

壁に描かれた壁画が文字の始まりだ

という説もあり、ルビーと文化の

つながりを調べてみたいところ。

ニューヨーク市立大学のTed Themelis

博士は、著書のなかで、ルビーの鉱脈

近くにある山岳地帯の洞窟で先史時代

(旧石器時代)のルビーを採集していた

形跡があるという記述があった。

やはり、人類とルビー、ルビー色の関係は

想像を越えて古く、深い。