ミャンマーではお釈迦様が未だ、

ブッダガヤで王子だったころ…

額を飾っていた宝石であり、

またインドの神話に登場する

青い顔をした英雄クリシュナの

宝石、もちろんミャンマー(旧ビルマ)

ではビルマ王の宝石として王様を

守ったとされていた。

古代エジプトでは、ルビーは、血行を

良くし血を清めると宝石として知られ、

太陽神アメンラーの象徴だった。


日本の神社仏閣やお守りも赤色が多く、

ルビーが無い日本でも人々に安心感を

与えてきた色だと分かる。


太古よりルビー、赤色によって、

多くの人々が安心感を感じたのは、

間違いない。


実際に可視光線で一番、幅が狭く

長い波長の赤色、皮膚を通り越して

身体の中に入って血行を良くすることは

一般的にも知られている。

健康にも良い…

寒い氷河期を2度耐え抜いた人類に

とって、まさにお守りの色だったのだろう。

人の安心と深く関係した宝石だったこと

は間違いないようだ。

写真は、メトロポリタン美術館に展示されて

いるムガール帝国の時代につくられたルビー

のアーチャーズリング。
(弓を放つ人が使う指輪)

戦に出る戦士たちもルビーを着けて。