イギリスで見つかった古い指輪。

この指輪は、日本でいえば鎌倉時代の

結婚指輪。ルビーが着いているが、

その逆の指輪の腹の部分が「フェデ」

という特徴的なモチーフになっている。

ちょうど、手を繋いだ状態。

フェデとは、語源はラテン語で「忠実」。

結婚指輪として使われた形。

拝見して思ったのは、いくら技術が発達

して、空を飛行機が飛ぶようになっても、

人間の気持ちは、馬車に乗っていた頃と

何も変わらないということ。

東京上野の西洋美術館に所蔵される前に

手に取らせていただいたが、ルビーは、

ミャンマー産かタジキスタン産の非玄武岩

起源のものだった。