ルビーを選ぶとき… 好きかどうか? で選んだ方がいい。

品質が高いから好きになるか?

価値が高いから好きになるか?

といったら、そうではない。

好き嫌いで選ぶのがいい。

だからこそ、そのルビーのことを完全に説明できる宝石商

から細かいところまで聞いてほしい。

普通のお買い物と違うのは、宝石ルビーの場合は、

アクセサリーとして身を飾ることを目的にするのか?

または、宝の石として大切にするのか?

目的によって選び方が全く違うから。

宝石は、100年経っても変わらないのが特徴の一つ。

だから、いつか誰かに… と思って探すとき、ルビーなら

間違いなく天然無処理で美しいミャンマー産ルビー。

下手に、人工合成石や人為的に美しさを改良したもので

あれば、たいへん。

枠が古くなって作り替える時にガッカリするから。

リフォームなどで宝石を預かるとき、宝石商は、後から

作り替えている時に宝石が入れ替えられた!と疑われる

トラブルを防ぐために鑑別をしますが、その時に、どの様な

宝石か?が伝えられる。

受け継いだ人が、元の持ち主を誇りに思うか?

な~んだ…と思うか?

宝石の価値を見分けられることは、昔から大切な教養であり

前の持ち主のことをいつまでも伝えてくれる

「想いのカプセル」。

大切に受け継いだつもりが、大した宝石でなかったら、

元の持ち主は、教養がない人だった…ということになる。

どれだけ、お金持ちであったとしても...

…口に出さなくても、そう感じるはず。

値段が高い、安い、品質が高い、低いは、プロの仕事。

だから、好きなものを信頼できるプロから買うこと。

大袈裟でなく、自分の人生を表すものだから。