「ルビーは、宝石の中で一番難しい」といわれる。

それは、最も人工合成石、模造石、類似石など

紛らわしいモノの種類が最も多いことに加えて、

流通しているほとんどのルビーは、加熱など

人為的に処理を加えて美しさを改良したもので、

ルビーという名前でも何がなんだか、

よく分からない…

歴史的に最も高級な宝石とされてきたルビーは、

人気が高く、とても希少性で、一生にひとつ

見ることが出来れば、ラッキーだといえるぐらい

少なかったから。

特別な人の宝石であり、一般大衆からすれば

憧れの宝石だった。

500年前のフィレンツェでは、あの

レオナルド ダ・ビンチが、10年以上働いて

やっと1ctのルビーが買えたほどの値段。

憧れの宝石だった。

だから、よく似たものをルビーとして売り続けて

きたのがルビーの歴史。難しいわけだ。

化学技術が発達した、100年以上前から

人工合成ルビーが、

フランスから販売されたり、50年ほど前から

加熱処理をして販売を続けた。

美しさを改良するようになり、ルビーは珍しい

宝石では、なくなった。

ルビーの価値が分かりにくくしている原因は、

人の手でよく似たものを作り続けているから。

結局、価値が分かりにくいということで、

「難しい宝石」として有名になってしまった。

そういう時代だからこそ、モリスは、天然無処理で

美しい本物のルビーだけをお届けしたい…

モリスが、鉱山で仕事を続ける理由。