小さいとバカにしては
いけない…
ルビーは、小さくとも
力持ち。
1gに満たないルビーが
フェラーリよりも高額になる。
なぜ、そんなに高額になるのか?
これだけ広いルビーの鉱山
を探して宝石質の原石が
採れるのは年間で、手の平サイズ。
何処にでもある、
人工的に合成したもの、
人為的に美しさを改良したもの
とは雲泥の差。
だいたい今から140年前に
人類史上初めてフランスで
人工合成し、それが宝石として
販売されたのは、
ミャンマー産の天然ルビーが
人々の憧れだったから。
最初は、ビルマ(今のミャンマー)
の田舎で採れたルビーよりも
フランス産ルビーの方が人気が
高く、値段も高かったらしい。
笑える話だが、今では、同じ
1ctのサイズで、同じように
見えるものであれば、値段は
天然無処理のモノが22000倍
以上のするだろう。
人間の技術も100年経てば、
そんな程度。
母なる地球からの贈り物と
人が作り出せるモノ
の違い。
宝石ルビーは、
限りあるモノ、受け継ぐべき
美しく、限りあるモノの
シンボル。
私たちの母なる地球の定義と
同じ。
預かった人は、ピカピカに
磨いて、美しいまま次の世代に
メッセージと共に受け継ぐべき。
希少性の意味は、一世代の
人間の感覚では、感じること
はできないのかも知れないが…
だから、宝石文化が必要だ。

