ミャンマー産の天然無処理で美しいルビーの持つ価値には、

希少価値、使用価値、資産価値、など色々ありますが、

一番の存在価値は「美しい」こと。

美という一言は、意外と深い…

辞書で調べると...

引用ここから→
自然の事物等に対する感覚的に素朴な印象から、作品に対して
抱く感動の感情、あるいは人間の行為の倫理的価値に対する
評価に至るまでさまざまな意味と解釈の位相を持っている。
←引用ここまで

美は、「感覚的に素朴な」「感動の感情」と理屈とはかけ離れた

「感性」の世界にあるもの、ということか…

そもそも感性は、人の理性のベースにある根本的な領域。

だいたい、心臓を動かすのもバランスをとって立つのも

美しいと感じるのも感性のなせる技。

頭で考えて「美」を感じることはない。

各個人が、感じたことをお互いの利益のために情報共有し、

後発的に発達したものが「理性」だとすると、理性的に美を

つくることは、できないだろう。

美は、理性の、その奥にある感性を目覚めさせてくれるもの

であり、それが宝石ルビーの存在価値だと思う。

だからか… 品質判定をして「好きなルビー」が、

見つからない訳だ…。