天然無処理で美しいルビー…なぜ、そんなに高額なのか?

その理由は、需要と供給のバランスによる。

モリスが、現地ルビー鉱山を採掘して記録をとった時、

学校の25mプールと同じぐらいの場所を採掘して、

最高級ルビーは、0.5ctのものが一つか二つ。

その驚くほど高い希少性がルビーの値段の高さにつながって

いる。

美しくて、頑丈で、何百年経っても変わらない…でも、

持てる人は、産出量の少なさから、何万人に一人のはず。

だから、値段が高く、昔から、赤いガラス、人工合成石、

最近では処理をして美しさを人工的に改良したルビーが

代用品として流通している。

これは、そのルビーをお持ちになる方の価値観にも依りますが、

宝石は、大きくて見栄えが良いモノであれば将来の事は

どうでもいいから…

という方には、むしろ人工合成石の方いいかも知れません。

化学組成は同じですし、「ルビーと同じです」といっても

理論上はウソではありません。

値段も非常に安い。

ただ、宝石は、何百年も変わらず存在し、受け継がれていく

もの。

自分が、人生を共に過ごした「お宝ルビー」が、次の世代で

誰かの「喜び」になる。

ダイヤモンドは、ほぼ100%天然無処理。

ルビーは、ほぼ100%人為的処理がされている。

高品質のルビーの条件…

無処理かどうか、

ミャンマー産かどうか?

そして、美しいかどうか? 色の濃淡はどうか?

欠点hないか?

そして、何よりも「好きなルビー」かどうか?

そして、ルビーをずっと見てきて思うのは、好きになったら

値段が高くても、これを買う❗と決めることだと。

色々な方々と色々なルビーと出会って、後から「良かった!」

と言っていただけるのは、同じ買うなら、良いものを買った

ほうが満足度が高い。