ミャンマーにルビーを探しにきて、無処理で美しいルビー

の存在感と希少性に気づき、それを専門でやろうと決めた。

最初の5年ぐらいは、いつもミャンマーに来ては、

「今、努力していることは、いつ報われるのか?」

と先行き不安になっていた。

何しろ、日本で価値あるルビーの話をしても信じてもらえ

なかったから…

しかし、ミャンマーで泊まるホテルの前を早朝にジョギング

をしているときにバゴダ(お釈迦様)に向かって手を合わせて

いるミャンマーの人々を見て、教えて貰ったこと。

皆さんは、自分のために祈っていない。

誰かのため、世の中のために祈っているそう。

その姿を見ると、自分の努力が報われないからイジケている

自分が情けなくなり、次の世代そのまた次の世代のために、

何かができることを誇りに感じるようになった。

ルビーにもミャンマーにも感謝。




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