
ルネッサンス期の結婚指輪。エナメルで描かれた、
模様(羽の生えた、燃えるハートや勿忘草のもとで
硬く結ばれる手)や、リングの腕から肩にかけた
ハートを握る手のモチーフなど、ゴツゴツとしていて
ハートを握る手のモチーフなど、ゴツゴツとしていて
リアルなモチーフ。
立体的なハートを握る手には、シワまで表現されており
とても、女性が考えた形ではなさそう。
それもそのはず、このギメルリングは、男性が、好きな
女性の好みなどを友人に聞いたりして調べたといわれる。
プロポーズする瞬間まで女性は、プロポーズのことも、
このリングの事も何も知らなかった。
男性が、その日の為に一生懸命に準備した指輪。
この時代、ルビーは宝石の中でも特別高額であったため、
よくプロポーズ使われたので、この時代の結婚指輪は、
男性っぽい感じであること、またルビーが使われている
のは、ルビーがそれだけ高価だったから。
このリングを手に取って拝見したが、天然無処理で美しい
ミャンマー産のモノだった。