モリスは、私たち自身で品質保証できるルビー

をお届けするために鉱山で採掘をし、

美しいルビーになる原石を選び、

カット研磨をし…

顕微鏡を覗き、処理の有無を見分ける為に研究をし、

自分達で、お店まで運び、デザインし、

皆さまに直接お届けする。

ルビーに関しては、その辺の研究所よりモリスの方

が詳しいので、第三者の鑑別業者の分析結果報告書は、

希望の方には、後からお届けする。

10年、20年、30年経つと鑑別業者の基準も変わる。

「非加熱ルビー」という商品が多いが、価値の高い

宝石ルビー探す時には、鑑別書もいいが、販売する

宝石商に品質の説明と、品質保証書を発行して貰い、

天然無処理だと一筆貰うのが良い。

モリスが、なぜ18年もかけて、ここまでやったのか?

先日の人工合成ルビーの結婚指輪のリフォームで、

おばあさんの思い出を壊し悲しかった話と…

もう一つの失敗。

実は、この仕事を始めて最初のルビー、一つ目の

ルビーが………鑑別書には、

No indication of heat treatment... 
加熱された痕跡が認められない…

とコメントされているが、実際には、加熱された

ルビーをバンコクで買ってしまった経験があるから。

日本に帰って、博士に見て頂いたら「間違いなく

加熱している」と一言。

書類を信用した自分が甘かった。

悔しいでは済まない怒りがこみあげたが、心の

どこかで、売るための商品を探していたのかも知れない…

と猛反省。

それから、モリスは、自分が宝ものとして持って

いたいルビーを探した。

40年ぶりに外国人立入禁止区域のルビー鉱山に

入れたのも、採掘できたのも…みんな、その時の

悔しさから。

宝石ルビーは、100年経っても変わらない。

贈られた人の喜びが、後からさらに大きくなるように!