天然無処理で美しいルビーと加熱などの処理

をして人為的に美しさを改良したものは、

何が違うのか?

どちらもルビーだから良いではないか…と

言われそうですが、違うもの。

人の手によって数を増やせるモノ…と

人の手によって数が増やせないモノの

違いがある。

50年ほど前から処理をしたルビーは

増加し続けている。

対して、天然無処理で美しいルビーは、

比較にならないくらい産出量が少ない。

だから…

天然無処理で美しいルビーと

処理をして美しさを改良したルビーは、

見た目と名前が同じでも、違うモノとして

価値判断するべき。

また、鑑別機関のレポート(鑑別書)に

「加熱された痕跡が認められない」

などとコメントされているが、鑑別書には、

そのルビーの品質は書かれていないことに

注意して欲しい。

書かれているのは「推定」であったり、

「処理をした痕跡は認められない」

などの、あくまでも第三者のコメントで

あり、品質を保証するものではないと明記

されている。

購入する場合は、宝石名と原産地、処理の有無

などを鑑別書で確認したら、あとは信頼できる

宝石商に、品質の保証書を発行して貰い、

サインして貰うのが安心。

宝石の名前、原産地、処理の有無は勿論、

美しさや色の濃淡もあったほうがいい。

品質を判定しないと価値は分からないから。

写真は、天然無処理ルビーの内包物

インクルージョンです。

人でいう指紋のようなもの。

写真は、インクルージョン撮影したら…

キツネか? ワンちゃんか? に見える結晶Inc.