ルビーは、太古より宝石の王様だった。

ルビーは、貨幣の担保である金の地金の

担保として大切にされてきた存在なのに…

 時代が下って…産業革命後に貨幣経済が

発達し、その後に始まった信用経済では、

お金は、金貨から紙幣、そして遂に「ピッ」

という電気信号になってしまって、ピッと、

ルビーが買えてしまう時代になった。

限りある母なる地球の希少な資源の代表格

である宝石ルビーが、人工的な信号で買える

としたら… 。  その価値がインターネットで

広まったら、ルビーは、また特別な人の宝石

に戻って行くだろう。

その前に、なるべく多くの宝石ルビーを

京都に集めたい。