モリスが、18年前にミャンマーへ行って以来、

現地の鉱区で調査を続ける理由…

品質ごとの産出量、処理の有無の判定などの

調査と研究…

要するに、ルビーの目利きになること。

世界で認知される宝石ブランドになるべく

スタートしたモリスにとっては、当然の判断だった。

宝石ルビーの価値を下支えするのは、

伝統とその希少性だが、産出する原産地で

ずっと調査をする専門家は、不思議と皆無。

ロイヤルファミリーや一部の豪商の憧れの

宝石であったルビーは、古くから人工的に

合成されたものや人為的に処理され美しさ

を改良したものが、ほとんど。

500年前、16世紀のフェレンツェでは、

1ctあたりのルビーが市民の400年分の

年収に相当したそうで、それだけシリアスな

宝石であるにもかかわらず、鑑別業者の書類

が無いと価値判断できないのが一般的。

自らの眼で価値判断できる様になったモリスは、

これからが勝負。