
1.2ctの特徴的な形のルビーの原石。
従来のカット研磨で仕上げると、0.5~0.55ctの長細いオーバル
(楕円形)のルビーに仕上がるだろう。
とても希少なルビーの原石をその原石が持つ潜在的な魅力を
優先した形にするシンギュラリティカットをした。

1ctを確保しながら、この原石の魅力は表現できた。
ただ磨いただけ…と言われれば、そうかも知れない。
が、しかし、この形を好きな方はいるし、
ここからファセットカットをすることもできる。
いつでも通常の形にも加工できるけど、
それは次の世代でも良いのではないか?
それがモリスのシンギュラリティカットの
コンセプト。