モリスは一つのルビーを探すために、17年前にミャンマーへ
旅立ち、現地で仲間とともに採掘、宝探しを続けました。
たまに現地に行って買付ける従来のスタイルとは全く違う
活動を続けてきました。
そして、ここに一つの形ができました。
鉱山で働く仲間たちが、日本でルビーに出会う人のことを想って
原石を探し、形を考える。
天然無処理で美しい原石の希少性を身をもって感じている
私たちが、そのお宝がどの様な形が一番相応しいのか考える。
シンギュラリティカットと名付けました。
モリスのシンギュラリティカットのルビー。
今までは、ダイヤモンドのラウンドブリリアントカットのように、
画一的な価値観が支持されてきましたが、情報化社会が
始まって久しい昨今、宝石の形も新しい局面を迎えます。
「一つの原石に、一つの形」
それぞれの原石が持つ潜在的な魅力を引き出す形を追求
することも宝石商の腕の見せどころになります。
シンギュラリティとは、類まれなものという意味で、元々は、
ビッグバンによって始まった宇宙の直前の特異点のこと。
メガ…マス…と大きなものの価値観が一方的に私たち
一人ひとりに影響を与えた時代から、インターネットの発達
により、情報の一方通行から特異点を超えて多方面通行へ。