宝石ルビーの価値を下支えするのは、

伝統的な存在感であり、その起源は

自然に対する崇拝にあった。

しかし、19世紀に入って人工的に

合成されたものや人為的に処理された

ものが増え続け価値が分からなくなった。

「宝石なんて勝ちがあってに無いような

ものなんだから…」とバカにする人もいる。

高く買ったのに、手放す時に価値が無いこと

が分かったらガッカリするのは、仕方のない

こと。

しかし、宝石文化をバカにしたら、私たち

人間の存在を影でずっと支えてくれている

母なる地球(自然)をバカにしているのと同じで、

とても寂しい。

それなら、贈る人の気持ち、

受け継ぐ時の人の気持ち、

手放す人の気持ちを想って宝石商をやろう!

とスタートしたモリス。

18年続けて、今のところ感じているのは、

宝石ルビーは、観る眼が大切だということ。

宝石文化をつくろう!