46億年前に生まれた地球。

その5000万年後に同じ軌道で太陽の周り

をまわっていたテイアと地球が衝突し、

燃えたぎっていた地球の中心部にテイアが

持ってきた鉄が入り込んで核ができ、

1年後に地球の強い重力により木っ端微塵

になっていたテイヤの欠片が集まって、

月になった。

それ以来、月と地球はフィギュアスケート

のパートナーのように一緒に太陽の周り

をまわっていますが、この大衝突が無かっ

たら今の地球の大気は存在しなかったそう

で、強い太陽風によって生命も生き残れ

なかった。

そうだとすると、太古の生命体が作った

堆積岩が変成した大理石を母岩とする

ミャンマー産のルビーも存在しなかった

わけで、遥か昔の偶然のできごとが

ルビーの輝きに関係している。

ルビーを観るときの感動が違います。

インクルージョンを観ているときに、

ルビーは内側に宇宙がある…と感じるのも

偶然ではないかも。