ルビーの産地は、ミャンマーをはじめ、タイランド、インド
スリランカ、ベトナム、マダガスカル、モザンビークやタンザニア
などのアフリカ、オーストラリア等々たくさんありますが、
産地を大きく分けると、ミャンマーからタジキスタン、
アフガニスタンへ広がるヒマラヤ山脈の麓に広がるエリア
に集中している2000万年前に結晶した「新しいルビー」と
8億年以前にできた古いルビーと大きく分けられます。
個体差はあるもののその違いはブラックライトを照らすと
分かります。
真ん中の丸いもの、右端の永細いルビーがミャンマー産、
後ろの一番大きなルビーはモザンビーク産、三角形はタイランド
産、左端のルビーがマダガスカル産です。
よく、「美しければ、産地なんてどこでも良いんだよ」という意見
を聞きますが、違います。
宝石は、品質に加えて、伝統と慣習、そして需要と供給の
バランスが大切です。
着けて楽しむだけならば、産地はどこでも良いのでしょうけど、
世代を越えて受け継ぐ宝物としてルビーを考えた場合、
歴史的にどう評価されてきたか?はとても大切なポイントです。

