天然ルビー(無処理で美しい)はとても希少性が高く、文字通り「宝探し」です。

産出されるルビーの原石がすべて品質の高い宝石であれば良いのですが、自然は人の都合には合わせてくれません。産出されるほとんどは、透明度が無く、磨いても宝石として使えない品質の原石です。下の写真のように、珍しいモノではありません。これを加熱などの人為的な処理をして商品化したのが、一般に流通するルビーです。元の姿は下図の通り。


これらの美しさに欠ける原石は、無処理で宝石として使うことができませんので、私たちプロが宝石を見分ける時に使う下の図クオリティスケールの枠の中に入りません。美しさをレベルの高い方からSABCDの順で、色の濃淡を左の番号で表すモノですが、美しさはDの枠の外になります。(諏訪恭一氏考案のクオリティスケール)



さて、天然無処理で美しいルビーの品質をクオリティスケールで見た場合、SかAは特に美しいモノで、色の濃淡は6か5が青いエリアに区分されますが、ジェムクオリティと呼ばれる最高品質で資産性があるモノです。グレーのゾーンもジュエリーなどに使われる美しいモノ、黄色のアクセサリークオリティでも充分にアクセサリーとして普段から楽しめる品質です。ですから、Dの枠に入らない原石は、いくら美しくても人為的に処理をして美しさを改良したルビーなので、潜在的に持つ価値は、黄色よりも低いことになります。


私たちモリスは、自分達で採掘し続けて

その希少性を実感しましたが、正直な

ところ、こんなに少ないと思って

いなかった!