これは、モリスがミャンマー北部の

Nam-Ya鉱山でルビーを採掘していた時の

ものですが、私たちはルビーの出現率を

調べるために、日次で産出量を締めて

いました。下記の写真がそれです。




一ヶ月、みんなで頑張ってこれだけ

産出しました。

1パックの拡大写真が、下の通り。



きれいに見える原石もありますが、

実はこれは、

すべて3mmぐらいの小さな原石。

これらは、カットすると

1.5mmから2.5mmのルビーになります。

日によっては、もっと小さくて、色も

よくない原石ばかりのときもあります。

結局この月は、カットして1ctを超える

原石は0個でした。

驚くほど希少性が高いミャンマー産の

無処理で美しいルビーなので、40年前

から加熱処理をして美しさを改良して

売り出される様になりましたが、

無処理で美しいルビーと比較した場合、

希少性が全く違いますし、宝石としての

価値は、何百倍の差があります。

やはり、分かりやすく、

「処理」or「無処理」を表示して

同じ名前だけど、違うものとして

取引されれば良いと思う。