人類初の博物書を出版した

プリニウスは、全37巻の最後の

書物として「宝石」を書きました。

33巻目の「鉱物」とは分けられて

います。

宝石には、必ず鉱物名があり、

ルビーも、Al²O³、コランダムという

名前で呼ばれる鉱物です。

しかし、コランダムのなかには、1gで

数億円するものから、100円もしない

モノもあります。

鉱物と宝石の違い。

その鉱物と宝石の間にあるモノは何か?

を問うのが宝石学です。

宝石の定義...

美、希少性、不変

を考えると天然無処理で美しいルビーが、

宝石の王様だった意味がよくわかります。