ダイヤモンドとルビーの見分け方の違い

一般的に宝石といえばダイヤモンド

であり、ルビーは少数派です。

ですから、ルビーを見る時にも、

ダイヤモンドの「4C」を参考に

される方が多いのが残念なところです。

4Cとは、

1)  カラー       色
2)  クラリティー   透明度
3)  カット      カット研磨の状態
4)  カラット  重さ

で、そのダイヤの特徴を表す

ものです。

ダイヤとルビーを見る時の

一番大きく違う点は、ダイヤは、

ほぼ全てが、無処理で、ルビーは

その逆、ほぼ全てが処理されて

美しさが改良されているということ。

天然無処理で美しいルビーというだけ

で、価値はかなり高い。

ダイヤは比較的、経験が少なくても

大きく見誤ることはありませんが、

ルビーは、無処理で美しいモノか？

どうかで、価値が全く違って

しまいますので注意が必要です。

処理の有無が、どの位の価値の差を

生むか？は、ダイヤモンドの処理石

の値段をみれば分かります。

還流市場での価格差は100倍はあるはず。

最初から、シッカリと説明しないと

まるで、騙された...かのような騒ぎに

なります。

対して、ルビーは、無処理で美しい

ものが、殆どないので、商業的に

加熱処理をして美しさを改良した

モノが主流なので、値段がつかなくても

オーナーさんは、仕方ないな...と

思ってしまいますが、実は天然無処理で

美しいミャンマー産のルビーは、

ダイヤモンドより高値です。

色々な鑑別業者がありますが、

Gubelin Gem Labがオススメです。

それでも、参考のするぐらいで、

最後は、信頼性の高いジュエラーに

天然無処理で美しいミャンマーのルビー

だと、保証して貰いましょう。

そして、その時にルビーの

インクルージョン(内包物)を拡大して、

説明してくれる宝石商なら信頼できる

と思います。

インクルージョンの説明は、ルビー

の価値判断をする時の必須です。