1)ルビー
2)エメラルド
3)サファイア
4)ダイヤモンド

を四大貴石と呼びます。

(それ以外の宝石は半貴石と言います)

今の順番だと、ダイヤモンドが

一番最初に来るかも知れませんが、

宝石が特権階級の持ち物だった時代には

数の少なかったルビーは大切に

されました。

この四大宝石、長い歴史の流れの中で

必然的に決まっていきました。

光の三原色が、赤、青、緑。

少し前までのブラウン管で映像を出す

テレビは、赤と青と緑のバランスで

すべての色を表現していました。

そして、三原色を足すと白、無色透明に

なりダイヤモンドも仲間入りです。

硬い石と呼ばれていたアダマスという

石が、カット研磨ができる様になって、

そして、ローソクではなく人工的な光が

作られるようになって、その美しさを発揮

するようになりました。

赤、青、緑、そしてダイヤモンドが、

一番最後に宝石の仲間入りを果たし、

いまの四大貴石が出来上がりました。