500年前には、ルビーは

ダイヤモンドの10倍近くの値段で

売られていた「お宝」の代表選手でした。

それが、19世紀半ば、人工合成ルビーが

発明され、1908年に「フランスのルビー」

として全世界に広まりました。

まだ、その頃には、人工合成石としての

認識が無かった時代で、ホンモノのルビー

として売られていきました。

さらに…

40年前に加熱処理をして美しさを

改良したものが市場に供給されるように

なると、更に価値が分かりにくくなり、

結果として、宝石の王としての立場を

失って行きました。

人為的な合成や処理の技術を発達させる

ことで、その旺盛な需要に応えて

来たのは、決して悪いことでは無いと

想いますが、結局、数が増えすぎ、

結果として希少性を低下させ、宝石としての

価値が下がってしまったのは皮肉な話です。


お買い頂く前に、どちらのルビーなのか?

キチンと確かめられるところで

手に入れられることが大切です。

見た目の美しさだけであれば、

人工合成ルビーで十分なのですから…。


写真は、宝石ルビーの品質ごとに並べた

クオリティースケールです。

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