インドのビジネスマンから、

いい話を聞きました。

鉄鋼から自動車、電化製品に至るまで

広範囲に事業を展開するインド巨大企業

「タタ」の話です。

お会いしたインドのビジネスマンが胸を

張って言ってくれました。

「タタは利益を出して恵まれない地域の

復興やインフラを充実させたり、

また学校を作ったり、とにかく社会に

還元するために一生懸命に利益を出し

続ける会社なんだ…だから、

インド人なら皆タタを応援するし、

買うし…だって、儲けたらまた社会を

良くしてくれる。

僕たちは、お金をどういう会社に払うか?

を決める権利を持っている。

僕はタタに払うね!」

と語ってくれました。

日本でいう「松下電器」みたいなもので

しょうか?

どれだけ儲けているか?ということから、

儲けたお金をどれだけ、有効に使って

いるのか?

それが、どの様に社会に知られて

いるのか?

が、資本主義社会の中で問われる時代に

なってきたのでしょう。


その言葉の端々に、哲学的なモノを

感じました。

いいことをお教えいただいた。