17世紀のギメルリング。それぞれの上部に

ルビーとダイヤモンドが留められている、

結婚する時に男性から女性に贈られたリング。

今でいうとエンゲージメントリング(婚約指輪)。

リングの内側に、人の赤ん坊を表わすものと、

ガイコツを表わすモチーフがエナメル(七宝焼)

で表現されている。

(少しリアル過ぎるように感じるが…)

赤ん坊は、何となく分かるが、結婚に使うリング

に、なぜ骸骨が出て来るのか?

これは、「死ぬまで」また「死んでも」、

「死が二人を分かつまで…」

などの意味があるようだが、恐らくメメントモリ

(古代ローマ時代から伝わる、死を忘れるな…
いつか皆、あの世へ行くので、いまを大切にしよう
という意で、欧州でよく使われたモチーフ)

赤ん坊の姿から骸骨の姿までを人の一生と表現

しているようだ。

面白いのは、赤ん坊の側には宝石ルビーが、

骸骨の側にはダイヤモンドがセットされている

ことだ。やはりルビーは生まれる、生命を象徴

する赤ちゃんの上にセットされているのに対し、

ダイヤモンドは、骸骨のモチーフの上にセット

されているということ。

ダイヤモンドが持つ意味、不変、永遠、約束を

骸骨で表現する欧州の感覚は、私たち日本人には

少し分かりずらい部分はあるが、約束や契約を

大切にする文化があるのだろう。

おまけに、リアルな手のモチーフが

ハートを支えているデザイン、「手」は約束を

表わすといわれているが、かわいいモチーフが

多くなった今の感覚で見たら、すこし極端で、

気もし悪い感じがするが、その当時にプロポーズ

した、男性が必死に自分の想いをこめて作った

心意気を感じる。

ルビーについては、やはりミャンマー(旧ビルマ)産

の特徴があった。その当時、今とは比べ物にならない

ぐらい高額だったミャンマー産ルビーを使っている

ところを見ても、本質的には、その当時も今も、結婚

を考える男性の気持ちは変わっていないことが

良く分かる結婚指輪だ。

この指輪は、現在、東京上野の西洋美術館に

所蔵されている。
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ルビーブランド  Mori's ruby(モリスルビー)銀座/京都三条

公式サイト: https://www.morisruby.com/

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