
Ruby and Diamond Star Tiara
Private collection,
Courtesy of Albion Art
Jewellery Institute
ルビーとダイヤモンドのこのティアラは
ダイヤモンドの縁飾りがされた透かし細工
のバンドーを、葉と蕾のモチーフで埋め、
中央に12の先端を持つ星があしらわれて
いる。その上には、9つの星が、中央の星
を最大に両サイドに4個ずつ取り付けられて
いる。各星の中心にはルビーが一粒づつ
はめられ、内側の光条6本にはダイヤモンド
が、外側の光条6本ルビーがセットされ、
ブロンドの髪と美しく調和するように計算
されている。星は、ダイヤモンドを際立てる
のに非常に適していることから、花と並んで
19世紀後半のジュエリーで最も人気のある
モチーフのひとつとなり、この魅力的な作品
ではその二つが組み合わさっている。
星のモチーフが大成功したのは、主として
オーストリアのエリザベート皇后による
ところが大きい。彼女は若い美貌の盛り
1865年にフランツ.ザヴィエル.
ウィンタハルターによって肖像画に描かれ
ているが、いくつものダイヤモンドの星が
彼女のチェストナット.ブラウンの髪から
輝きを放ち、ホワイト.サテンとチュールの
舞踏会用ドレスにもちりばめられている。
(ティアラ展2007年より、引用ここまで)
ティアラ展で、このティアラの実物を
見たのですが、ルビーを使ったティアラは、
これがただ一つ。
ルビーといえば「国王の宝石」で、
クラウン(王冠)を装飾する宝石だという
印象が強かったので、少し驚きました。
ティアラは、女性が着けるジュエリーで、
ダイヤモンドが一般的だからです。