私の手の上にあるルビーを見る

といつも思い出すことがあります。



ヤンゴン大学の元教授、故ミンカイ博士は、

「ルビーは、地球上に生物が生きていたお陰で

できた珍しい宝石なんだよ…

ただの鉱物ではなく、生命が地球上で生きた証だ。

だから、生命の歴史そのもの。

ルビーの育つ母岩の主成分は、昔生きた生物の

カルシウム分が素になっている。

そして、ルビーを赤くするクロムは、生物に

無くてはならない命の元素だ。」

と教えて頂いたのを思い出します。



ミャンマー産のルビーは何億年もかかって、

大陸が移動して、今の場所で接触変成岩が

できる環境が整うまでに、何億年もかかった

そうです。

そして、偶然が重なって、

いまから約1500万年前に、この小さな

宝ものが、今のミャンマーで結晶しました。

ルビーは一体、何歳なのでしょうか?

1500万歳?

大陸移動が始まった8億歳?

どちらにしろ間違いなく、

私たち人間は、いなかった時の事です。

ルビーが存在している時間と比べると、

私たちの人生は、ほんの一瞬なのでしょう。

ルビーから見たら、あるのか? ないのか?

分からないぐらいの人生かも知れません。


今日一日を大切にしていきたいと感じます。



$ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森|日本で唯一採掘権を持つ男