
毎年、この季節になるとモリスは、
日本宝石学会で、毎年の研究の成果
を発表しています。
今年のテーマは、インクルージョン。
3年間、ミャンマー北部カチン州の
Nam-Ya鉱山にて採掘したルビーの
インクルージョン(内包物)を
数百点紹介します。

なぜ、モリスは、宝石学会に
参加し続けるのか?
それは、モリスが、
自分たちが、ルビーを持つ
オーナーさんだったら、
こういう「お宝」が欲しい…
という目線でルビーを探している
からです。
今の鉱山から銀座まで一貫して
品質を管理するシステムも
それがきっかけで始まりました。
自分たちが欲しいお宝ルビー…
学会の目的は、理論的に宝石学を
研究していくことですが、
その理論が「お宝さがし」には
とても大切です。

ポイントは…
宝石をこれからお持ちになる
方は、ジュエラー(宝石商)でも
研究を続ける学者でもなく、
オーナーさんだということです。
その目線だと、鑑別書がついて
いるぐらいでは、安心できません。
理論的にも、現場的にも
ルビーには強いジュエラーで
ありたいと、研究を続けています。