肉髻珠(にっけいしゅ)と呼ばれる

如来さんの頭に光る赤いモノ。

「肉髻の上に薄皮が張り
つめられている時に赤色
に見える」と経典に説かれ
ている赤色の宝石です。
(仏像:日東書院より)

おしゃかさまの生まれた

ルンビニは、ミャンマーの

ルビーの産地からあまり

離れておらず、また、

ルンビニの近くにも昔ルビーが

採れたと聞いています。

インドでは、赤い宝石も、

最高位ルビー、

二番目スピネル、

三番目ガーネットと昔から

分けて認識していた様ですので、

おしゃか様の頭に輝いている

赤い宝石は、ルビーのはずです。

写真は、京都の三千院の阿弥陀如来さん

(アーミーター如来さん)です。

大日如来さんとは、違いジュエリーの類

は一切お召しになっていませんが、

やはり頭上には、ルビーが輝いています。