モリスは、直径1mmのルビーでも、

無処理で美しい結晶として大切にして

います。

日本で、1mmのルビーを見ると大きさ

も、存在感も「ミニ」ですが、

鉱区でルビーを掘っている仲間たちの

途方もない頑張りを知っているモリスに

とっては、「ミニ」ではなく、

「立派なお宝」。

研磨する時も、顕微鏡でインクルージョン

(内包物)の記念写真を撮る時も、

現地のスタッフがひとつひとつ

大きなサイズと同じ扱いをしています。


一般の大量生産用、材料としての

小さな石とは、比べるまでもありません。

小さくてもホンモノを身に着ける文化は、

日本特有なので、育てて行きたい。


大きくてキレイな赤いモノが欲しければ、

赤いガラスの方が安くて合理的。

たった一つのかけがえのないお宝の石

だから価値があると思うのです。

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