
写真は、イタリア最後の王妃「マリアジョセ」の
ルビーリングが記載された記事のコピーです。
このリングを初めて拝見したのは、
東京の北品川にある在日ミャンマー連邦国大使館
でした。
東京ホテルオークラにある
アルビオンアート有川社長がお持ちになられ、
産地の確認をさせて頂きました。
初めて拝見した時の圧倒的な存在感を
昨日の様に覚えています。
そのルビーは、一目見たら内容物から
「ミャンマー(旧ビルマ)産」
それも、モゴック産のものだと
分かる特徴を持っていました。
確か拝見する3日前にヤンゴンで鉱山から
のルビーを見ていたばかりでした。
だから内包物を見て、それが、
2~300年前に採掘されたルビー
だとは思えませんでした。
改めて「経年変化」が無い
宝石ルビーの価値観を再認識しました。
1000年の時間の流れなどルビーにとっては
一瞬なのでしょう。
その当時の駐日ミャンマー連邦共和国
ラミン大使も感動されていました。
「大切に残して頂いて嬉しい」と
感想を述べておられました。
「ミャンマーの誇りです」とのこと、
ミャンマーにおける「宝の石るびー」の
格の高さを感じました。
指輪が、国を代表する大使を感動させる
のですから…
ルビーの宝探しをしていて本当に良かった
と思うのは、この様な逸品に出会って、
手に取って拝見し、ルビーを手にとって
拝見できることです。
写真は、ハイエンドな情報誌
「コンシェルジュ」の2009年版に記載のページを
拝借しました。
リングは、アルビオンアートインスティチュートに
属するモノで、米国ティファニー博物館の館長が
わざわざ日本まで見に来られて感動されて
いました。