2100年前のルビー色は、皇帝の色 | ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森
下の画像は、ヴェズヴィオ火山の
噴火によって滅びた街、ポンペイで
発見されたフレスコ画です。
辰砂(しんしゃ)と呼ばれる赤い顔料
が使われています。

ビザンツ帝国では、皇帝だけが辰砂を
使うことができたそうで、書記官が
皇帝の手紙や布告を起草するときだけ
に、辰砂から作ったインクが使われ、
このインクを許可なく使った者は、
死罪になりました。<引用>
(世界の染料顔料画材 マール社)
ルビーの語源は、古代のラテン語で
「赤」を意味しますが、その頃には、
ルビーは、宝石であっても、顔料で
あっても皇帝の色として存在したことが
伺えます。

